このIRがすごい!上場企業2012 (1-3月号)

このIRがすごい!上場企業2012 (4-6月号)

全日空「公募増資について」(PDF作成日:07/03 7:38:27)

全日空が経営基盤強化のために2000億円規模の増資へ。
7月3日の前場引け(11:30)後にNHKで大々的に報道された増資観測報道。
その報道について同日12:25、「一部報道について現時点で決定した事実はございません」と全日空はお約束通りの否定IRを発表。
しかし後場が引けた(15:00)後の16:00、けっきょく最大で2110億円となる大型増資を
全日空は発表しました。「練りに練ったファイナンスをマスコミにリーク→観測報道→とりあえず否定してとぼける→けっきょく発表」の予定調和。上場企業あるある。
それは、ANAのIRの作成日付からも一目瞭然でした。
PDFファイルで作成された増資IRのプロパティは「作成日:07/03 7:38:27」。つまり朝一でPDFを作成しといてお昼の否定IRですっとぼけてみたりして。インサイダー取引ってこういう所から漏れちゃうんでしょうね。ちなみに
増資完了までのスケジュールは、JALが上場により市場から6000億円もの資金を吸い上げてしまう前でありかつ株主優待の権利取りを9月末に控えているというように、市場の需給面からも比較的によく考えられたタイミングであったとも言えそうです。

全日空「現時点で決定した事実はございません」(PDF作成日:07/03 12:14:37)→「公募増資について」(PDF作成日:07/03 7:38:27)


アルデプロ「全従業員12名から5名の希望退職を募集」

クソ株あるある早く言いたい~。クソ株あるある言うよ~。クソ株は「売上が期ズレ」しがち~。
アルデプロが売上の期ズレによる
恒例の大幅下方修正を発表。
2010年6月に事業再生ADR手続が成立して、その後の第三者割当増資により債務超過から脱却したハズなのに、2012年になって再び債務超過という事態に陥ります。
「事業再生云々より、単に増資した分を食い潰しただけやん」
これに伴いアルデプロは大幅な人員削減による合理化策を発表。
削減率にして40%の大なたを振るいます。
具体的には従業員12名を対象に5名の希望退職を募集。
「街の不動産屋かよw」
「アルデプロがまるでプロでない」
「アルデプロは完全にお笑い銘柄としてどんなネタを繰り出すかだけになってる」
「アルデプロのなにが凄いって、全然プロじゃないばかりかダヴィンチもクリードもパシマネもアーバンも死んだのにまだクソ株として生き残ってるとこだよね」
ARDEPRO(アルデプロ)という社名は、英語のardent(熱心な)とprofessionals(プロフェッショナル)を組み合わせた造語らしいですが、東証マザーズ市場に上場し続ける熱心さはプロフェッショナルとしての風格を感じざるを得ません。

大幅下方修正により債務超過に転落したアルデプロが人員を4割削減、全従業員12名から5名の希望退職を募集


野村證券「野村證券を装った金融詐欺が急増しています」

野村證券からのお知らせがジワジワくると話題に。
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http://www.nomura.co.jp/introduc/news/info_20120510_1.html
「野村證券を装って、未公開株・社債等を勧誘する金融詐欺が急増しています。
こんな勧誘を受けた場合は、ご注意ください!」

「身を挺したギャグ」
「詐欺師の上前を跳ねるたぁ、太ぇ野郎だ」
「こう言って近づいてくる詐欺師っているよね」
「やってることは似たような感じだ」
「詐欺だろうと詐欺じゃなかろうと着地点は同じじゃねーか」
お前が言うなという声が多いのは、野村證券さんが幾年にも渡って作り上げてきたブランド価値によるものと言えそうです。野村さんはいつまでも
「まるで虚構新聞」そのままの野村さんでいて。

野村證券「野村證券を装った金融詐欺が急増しています。ご注意ください!」


TOTO・カルビー・MUFG・花王大歳卓麻さんが一身上の都合で退職

日本IBM元社長で急に写真家としても注目されることになった大歳卓麻さんが突如一身上の都合により、TOTO・カルビー・MUFG・花王といった名立たる超有名企業の役員を退職されました。
「すごいリスクを背負ってパンツを撮っていたんだなw」
「パンツの価値は人それぞれ他人がパンツに口を出すこと自体間違ってる」
「いろんな企業に携わって最後に極めたものはパンツ道だった・・・ただそれだけのこと」
「我々が命と見立てたパンツは、そんな小さなものかね? 我がパンツは天地とひとつ。故に無パンツ。パンツは無くともよいのです」
あえてプロではなく素人のパンツ道を極めようとされた生き様に対して、むしろ称賛に値するという評価が一般的なようです。
TOTOの対応の早さにも「さすがTOTO、嫌な事はすぐに水に流す」という声も。


元日本IBM社長で写真家でもある大歳卓麻さんから「一身上の都合」で退職のお知らせ、危機管理への対応はTOTOが最速


クレアHD「株式併合のお知らせ」

クレアHDが100株を1株にする株式併合を発表。
今回の株式併合では、総株主数18,146名のうち、100株未満の株式のみ所有の株主様4,063名(その所有株式数の合計は108,454株)が株主たる地位を失うことに。
上場後にクレアHDが行なってきた主な事業は、株式併合→社名変更→新株発行→株式併合→新株発行→社名変更→社名変更→株式併合(←今ココ!)といったところです。
株券を刷って希薄化させて
社名変更してまた株式併合という無限サイクル。
それで結局のところ、これまでのお金はどこに消えたんでしょうね?と
考えながらクレアHDの月足チャートを眺めるとしみじみしてしまいます。
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株券印刷と社名変更と株式併合無限サイクルのクレアホールディングスに株式併合シーズンが到来


モルフォ「業績の下方修正(2011年7月上場から3度目)」

2011年7月上場の東大発のベンチャー企業モルフォが早くも3度目の業績下方修正を発表。
早くも上場ゴールの下方修正ハットトリック。
おーもるほー♪もるほーもるほーもるほー♪おいおい!おいおいおいおい!
8月には従業員数76名の中から35歳以上の社員を対象に
25名程度の希望退職の募集を開始。それってほぼ名指しじゃね?
2010年にケータイカメラの手振れ補正技術の開発者としてモルフォ平賀社長が日本イノベーター大賞優秀賞を受賞したらしいのですが、ガラケーからスマフォへという流れのなかソフトウェアからハードウェアへ逆方向の流れに流され、モルフォの基幹事業そのものがガラケーの終焉とともに終わってしまったようです。
「モルFOI」(※FOI←現上場廃止最短記録企業
「これ証券業界じゃなかったら詐欺だよね」

と嫌味の一つも言いたくなるのは仕方のないことです。

もう上場ゴールってレベルじゃないモルフォが2011年7月上場から3度目となる業績下方修正を発表

上場1年で2回の業績下方修正をした後に従業員3割の希望退職を募集するモルフォの上場ゴールチャート


大証金「貸付先の個人投資家が破産して1.7億円の損害が発生」

証券金融会社の大証金が貸付先である個人投資家に対して破産手続開始決定がなされたことに伴い、破産更生債権が発生したことを発表。その額なんと金1億7329万円。
「株の損失では破産できないって都市伝説だったんだな」
「株やFXの損失でも免責おりるよ。ようは裁判官しだい。」
免責は7年に一度しか使えないんだっけ?使えるモノは使うとけばええんや」
使えるモノは使ってまた株式市場に戻ってきて欲しいものです。

株の信用取引を影で支える証券金融会社の大証金より貸付先の個人投資家が破産して1.7億円の損害が発生したとのお知らせ

ソニー「セグメント変更(4年連続7回目)」

「セグメント」とは
会計分野におけるセグメントとは、売上や損益に関する情報を開示するときの部門別・地域別の管理単位のことをいう。ソ ニーのセグメントも基本的には部門別セグメントをさすようである。ソニーのセグメント変更の履歴をみると、まるでソニーの迷走と苦悩さらには投資家に対す る煙幕的要素が浮び上がるようであり、2012年度においてバージョンアップされたセグメントはもはやネタ化しておりカオスである。
※参考 新セグメント会計基準対応 連結経営管理の実務
2000年度には「エレクトロニクス・ゲーム・音楽・映画・保険・その他」とスッキリしていたセグメントは、2012年度にはこんな風になっちゃいました。
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「ソニー式粉飾?」
ただ単に行き当たりばったりということですわな。世の中、こんな策定しか出来ない方々が年収ん億円なんだぜ」
「比較し辛いようにわざと変更したという意図もあるので穿り返さないでくださいに一票」
「業績悪化の度にセグメント変更しているような」
「名前の変わってない映画・音楽・金融が柱になってるんだな。要は業績の悪い部門を名前変えてくっつけてごまかしてるだけだから」
「都合悪いとこは毎年変更かw」
頻繁なセグメント変更はソニーシンドロームと名付けようか」
2013年のセグメントも期待しちゃってもいいんですか?いいんです。

ソニーが「セグメント」を変更(4年連続7回目)

■ 久世「松崎専務より」

久世が株主優待制度を発表。
一見何の変哲もない株主に嬉しい優待新設のIRと思いきや、これをRSSで読むと松崎専務なる人物より謎の隠しメッセージが出現。
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http://g2s.skr.jp/140120120924008963/1
松崎専務より
ネガティブコメントは、外した方がよいのでは? 最終文面は、確認させてほしい
どうやらWordで作成したIR文書をPDF化するときに、印刷対象外のコメントまで取り込んじゃったようです。
今度出るIRにはぜひ「
WordファイルのPDF化は気をつけろ!最終文面は、確認させてほしい」というコメントが松崎専務から寄せられていることを期待してやみません。
ちなみに松崎専務自体は謎でもなんでもなく実際に久世の取締役であり、社内でもナンバー2に位置する人物のようです。理由は公式HPでも社長の次に名前が載ってるから。そのあたり厳しそうじゃん?松崎専務って。公式HPの最終文面も確認してるだろうし。
それにしても、
どんなネガティブコメントが削除されたのか気になってしまいます。

食材卸売の久世のIRに松崎専務より謎のメッセージ「ネガティブコメントは外した方がよいのでは? 最終文面は確認させてほしい」