誰かが言った。IRは文学であると。
このIRがすごい!上場企業2018(前編)のつづき)

適時開示の理論・実務

★★★ジャストプランニング
当社の元代表取締役による不正行為について(2018/08/01)
調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ(2018/09/11)

<寸評>
社長が会社のお金1.5億円を横領してクビに。
交際費目的でなく、交際費を捻出するために始めたFX取引の損失の補填目的で。
その結果、
調査報告書で9年間負け続けたFX取引の損失額2.2億円を晒される辱めを受けることに。
a03
FX取引を挟まずに横領していた方が金銭的にも精神的にもダメージは少なかった気がします。
なぜか不正行為の公表1週間前に株価は半値に。


★★★シノケングループ
一部週刊誌記事について(2018/10/18)
一部週刊誌記事について(2018/10/25)
<寸評>
同業他社のシノケングループにTATERUショック直撃。
「頭金ゼロのビジネスモデル」でも「アパートローンに関する不正行為は否定」して必死に防戦する
シノケン
そこに週刊新潮が参戦。
「かきあげ」を「銀行にお伝え済みのビジネスモデル」と墓穴を掘りながら防戦するシノケン。
さらに週刊新潮の攻撃。
肯定も否定もしないけど「
社内調査の実施の検討」と防戦するシノケン。
その後、株価は半値に。
結局、検討していた社内調査の実施は見送りしたようです。



★★★百十四銀行
代表取締役等の異動に関するお知らせ(2018/10/29)
2018年10月29日付公表「代表取締役等の異動に関するお知らせ」について(
2018/10/30) <寸評>
百十四銀行の渡辺智樹会長が突如辞任。
一身上の都合は表向きであり、
すぐに雑誌ZAITENの記事が原因と判明。
接待に同席した女性行員に対するセクハラを接待側の会長以下全員が制止できなかったとのこと。
接待されセクハラも楽しんだ大物の名は明らかにならず、百十四銀行が何があって何について謝罪しているのか分からない謝罪文だけが残った。

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様々な方面に配慮した結果、出来上がった意味不明な文章が趣深い。


★★★日本和装
内部管理体制の見直し及び特別調査委員会による調査報告書の受領に関するお知らせ(2018/10/31)
<寸評>
中小企業でよくある光景を上場企業でやっちゃったやつ。
正々堂々と私物化しても許されるのはぎりぎり非上場企業まで。

他の上場企業のオーナー社長はもっと上手くやっているみたいですけど。
「この方の娘さん、TBSディレクターだった吉田久子さん?小室圭の親友とか言って、たけしの番組に出ていたぞ」
親子で存在感を示した2018年となりました。



★★★イグニス
2018年9月期 決算説明資料(2018/11/12) <寸評>
社長の銭錕さんがTwitterを始めたと思ったら3日後にMSワラント72億円の株券印刷。
そんなお茶目なイグニスが今までにない煽り文句
「いつでも利益を出せる状態になりました」を考案。
「出してから言えwww」
「赤字ならいつでも出せるの間違いだろ訂正しろ」
次回の決算説明資料の煽り文句に期待。



★★★日産自動車
・当社代表取締役会長らによる重大な不正行為について(2018/11/19) <寸評>
やっちゃえ日産、やっちゃったカルロス・ゴーン。
プライベートジェットから3畳間へ
ハズキルーペとの偶然のコラボに胸が熱くなりました。
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日産内部は「やってやったぜ」なのか「やれやれ」なのかと詮索される中、特別背任の疑いで再逮捕。
ゴーンさんを擁護する声も次第に消えつつあり、
106億円特別背任男こと大王製紙元会長の井川意高さんのコメントどおりの展開に。
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★★日本取引所グループ
当社CEOによる上場インフラファンドの購入について(2018/11/27)
<寸評>
タカラレーベン・インフラファンド投資法人を大量買いしたら第10位投資主になってしまい、そこでようやく社内規定違反だと気付く日本取引所グループCEOの清田瞭さん。
間違いに気付いて売却益は寄付したから許してね、と辞任もせずに
このまましれっとやり過ごす雰囲気です。
大納会の締めの挨拶はよりによって清田瞭さんでした。
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★★★DLE
第三者委員会の調査報告書の受領及び調査結果に関するお知らせ(2018/11/27)
過年度の有価証券報告書等及び決算短信等の訂正に関するお知らせ(2018/12/03)

<寸評>
かねてより数字が怪しいと噂されていたDLEの粉飾決算が表面化。
その中身は、東証マザーズ上場前から東証1部昇格まで全ての期間で粉飾決算という悪質さ。
そのおかげもあって株価は10分の1を達成。
かつてDLEの事業本部長とCFOを兼任していた方は「IPO前に辞めて起業して正解。辞めて無かったら片棒を担がされていた」とコメント。
社長の椎木隆太さんは3ヶ月の役員報酬返上だけでこのまま逮捕もなくやり過ごせるのか。
父親の威光を担保に信用取引をしてきたような生き様の娘・椎木里佳さんの会社の数字も見てみたい。


★★★フルッタフルッタ
株式の立会外分売に関するお知らせ(2018/12/10) アサイー1本足商法から赤字転落・株価10分の1・債務超過のフルッタフルッタ。
清々しい上場ゴールの末に立会外分売を実施
「債務超過のボロ株を個人にバラ撒くかよ。しかも発行済み株式数の4.8%もwww」
「フルッタフルッタがダメなのは単純にアサイーが美味しくないからだと思うんだ」
そういえば、米国の飲料会社ロングランド・アイスティーは社名をロング・ブロックチェーンに変更したら300%ほど株価上昇しましたね。
けっきょく上場廃止となりましたが。


★★★NEW ART HOLDINGS
(開示事項の経過)香港子会社ICOによる資金調達の結果及び資金使途の変更に関するお知らせ(2018/11/20)
子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(2018/12/14)
ボロ株として有名だった宝石屋シーマがいつの間にか社名ロンダリングによりNEW ART HOLDINGSに。
宝石屋が仮想通貨バブルに乗ろうとした結果、バブル崩壊により仮想通貨事業で150億円の調達予定が160万円に、その仮想通貨事業会社を10万円で売却という散々な結果に。
そういえば熊谷正寿さんのGMOグループは仮想通貨マイニング事業で355億円を溶かしたそうですが、まだ頑張るそうですね。溶かしたお金は株主のモノですが。


★★★ブランジスタ
通期連結業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ(2018/08/24) ブランジスタの親会社ネクシィーズ近藤太香巳社長の肝入り案件、バーチャルクレーンゲーム「神の手」がついに終焉。
開始2週間足らずでランキング圏外となったクソゲーの最後は、Apple社の審査と折り合いがつかないという理由で体裁を保ったものの、大風呂敷を広げた収益イメージは前提が色々とおかしいと言われ続けた。

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そしてバブル崩壊の仮想通貨みたいなチャートだけが残った。
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★★★アパマンショップ
札幌市豊平区の爆発事故に関するお詫びとお知らせ(2018/12/18) アパマンショップ平岸駅前店が爆発。
アパマンショップは消臭スプレーで店ごと消失させた件でお詫び。
お詫びより早くホームページから消された平岸駅前店。
消臭抗菌代という賃貸仲介業者の副収入が白日の下に。
更には消臭スプレー缶ノルマと自爆営業、実際は作業をしていない不正疑惑まで浮上。
「1アパマン=120ヘヤシュ」という新たな爆発の威力の単位が誕生。